Shopify Collective を利用した販売の税について
Shopify Collective を利用してサプライヤーの商品を販売する場合、オンラインストアでの他の販売と同様に、お客様の購入に対して税を徴収できます。徴収する税額は、各国の要件とストアの 税設定 に基づいています。
ストアの所在地がイギリス (UK) または欧州連合 (EU) 加盟国である場合、小売業者として Shopify Collective を使用するには、税務登録状況を確認する必要があります。
サプライヤーは、あなたが商品を販売する際に、B2B 売上税を自動的に徴収することを選択できます。サプライヤーから売上税が請求される場合については、以下の考慮事項を確認してください。
- B2B の売上税分については、サプライヤーが関連税務当局に納付する責任を負います。管轄区域によっては、請求された売上税額を関連税務当局からクレジットとして請求し、還付を受けられる場合があります。
- サプライヤーへの納税が免除される再販証明書をお持ちの場合は、その証明書のコピーをサプライヤーに提出する必要があります。そうすることで、サプライヤーから売上税が徴収されなくなります。
- 特定の国における税務登録の状況によっては、Collective での販売における免税や税額控除を申請する資格に影響が及ぶ可能性があります。
このページの内容
サプライヤーが税金を徴収するかどうかを確認する
Shopify Collective アプリの [サプライヤー] セクションで、どのサプライヤーが取引に対して税金を請求するかの詳細を確認できます。表の [税を徴収] 列は、サプライヤーが売上税を徴収するかどうかを示します。
この情報は、個々のサプライヤーの詳細ページでも確認できます。イギリスの小売業者の場合、イギリスのサプライヤーの VAT登録番号もサプライヤーの詳細ページに表示されます。
手順:
管理画面から、[アプリ] > [Collective] の順に移動します。
[サプライヤー] をクリックします。
税の詳細を確認したいサプライヤーをクリックします。
[決済と税金] セクションで、サプライヤーが税金を徴収するかどうかを確認します。
Shopify Collective の取引における税計算について
以下の表を確認して、売上税をどこに納付する必要があるか、また、どの価格で税額が計算されるかを判断してください。
この表では、Collective におけるサプライヤーから小売業者への取引に関するデフォルトの税金設定の概要を説明していますが、特定の販売取引にこれらのシナリオが適切であるかどうかは、税務の専門家にご確認ください。
ジブラルタルまたは香港に所在するサプライヤーと小売業者の間では、税金は請求されません。
| サプライヤー/小売業者の国 | お客様の国 | 税計算の対象となる価格 | 納税地 |
|---|---|---|---|
| アメリカ合衆国 (カリフォルニア州およびマサチューセッツ州のみ) | アメリカ合衆国 | 小売価格 | お客様の配送先住所の国、州、または都道府県 |
| アメリカ合衆国 (他のすべての州) | アメリカ合衆国 | 原価 | お客様の配送先住所の国、州、または都道府県 |
| アメリカ合衆国 (カリフォルニア州およびマサチューセッツ州のみ) | その他の国や地域 | 小売価格 | 小売業者の所在地の国、州、または都道府県 |
| アメリカ合衆国 (他のすべての州) | その他の国や地域 | 原価 | 小売業者の所在地の国、州、または都道府県 |
| Collective を利用できる他のすべての国 (ジブラルタルと香港を除く) | 配送可能なすべてのロケーション | 原価 | 小売業者の所在地の国、州、または都道府県 |
Shopify Collective の取引に関する税と利益のシナリオ例
以下の取引シナリオは、小売業者とサプライヤーの両者が、商品価格を税抜きまたは税込みに設定している場合に、利益がどのように計算されるかを示したものです。この設定は、管理画面で [設定] > [税金と関税] > [グローバル設定] > [商品価格と配送料に売上税を含める] の順に移動して行います。取引例は、販売される商品に 30% の小売業者のマージンが適用されることを前提としています。
シナリオ 1:サプライヤーと小売業者の両方が商品価格に売上税を含めない国内販売
- 米国のサプライヤー > 米国の小売業者 > 米国のお客様
- 小売業者とサプライヤーの両方で、商品価格が税抜きに設定されています。
- そのため、税金は以下に追加されます。
- 小売業者のチェックアウトでお客様に表示される商品価格。
- 小売業者がサプライヤーに支払う商品の原価。
- この例は、B2B と D2C の両方の税金に 10% の税率が使用されることを前提としています。
| 価格設定の詳細 | 計算 | 金額 (米ドル) |
|---|---|---|
| サプライヤーの商品小売価格 (税抜) | 該当なし | $100 |
| 小売業者への商品原価 (税抜) | (100% - マージン %) x 小売価格 | (100% - 30%) x $100 = $70 |
| チェックアウト時にお客様に表示される商品価格 | 該当なし | $100 |
| チェックアウト時に追加される D2C 税 | 小売価格 x D2C 税率 | $100 x 10% = $10 |
| チェックアウト時のお客様の支払額 | 小売価格 + D2C 税 | $100 + $10 = $110 |
| サプライヤー/小売業者間取引の B2B 税 | 小売業者への商品原価 x B2B 税率 | $70 x 10% = $7 |
| 小売業者からサプライヤーへの支払額 | 小売業者への商品原価 + B2B 税 | $70 + $7 = $77 |
| 小売業者の収益 | お客様の支払額 - 小売業者からサプライヤーへの支払額 | $110 - $77 = $33 |
| 小売業者の純利益 (30%) | 小売業者の収益 - 直接販売 (DTC) の税 + B2Bの税額控除 | $33 - $10 + $7 = $30 |
| サプライヤーの純利益 (70%) | サプライヤーへの小売業者の支払い - B2Bの税 | $77 - $7 = $70 |
シナリオ2:サプライヤーと小売業者の両方が商品価格に売上税を含めている国内販売
- イギリスのサプライヤー > イギリスの小売業者 > イギリスのお客様
- 小売業者とサプライヤーの両方の商品価格に税金が含まれています。
- そのため、税はすでに以下に含まれています。
- お客様が小売業者のチェックアウトで支払う金額。
- 小売業者が商品に対してサプライヤーに支払う金額。
- この例は、B2B税と直接販売 (DTC) 税の両方で20%の税率が使用されていることを前提としています。
| 価格設定の詳細 | 計算 | 金額 (GBP) |
|---|---|---|
| サプライヤーの商品小売価格 (税込) | 該当なし | £120 |
| 小売業者への商品費用 (税込) | (100% - マージン %) x 小売価格 | (100% - 30%) x £120 = £84 |
| チェックアウト時のお客様の支払額 | 該当なし | £120 |
| チェックアウト時のお客様の支払いに含まれる直接販売 (DTC) 税 | 小売価格 x [1 - 1÷(1 + 直接販売 (DTC) 税率)] | £120 x (1-1/(1+20%)) = £20 |
| 小売業者からサプライヤーへの支払額 | 該当なし | £84 |
| サプライヤーへの小売業者の支払いに含まれるB2B税 | 小売業者への商品費用 x [1 - 1÷(1 + B2B税率)] | £84 x (1-1/(1+20%)) = £14 |
| 小売業者の収益 | お客様の支払額 - 小売業者からサプライヤーへの支払額 | £120 - £84 = £36 |
| 小売業者の純利益 (30%) | 小売業者の収益 - 直接販売 (DTC) の税 + B2Bの税額控除 | £36 - £20 + £14 = £30 |
| サプライヤーの純利益 (70%) | サプライヤーへの小売業者の支払い - B2Bの税 | £84 - £14 = £70 |
イギリスまたはEUの税務登録ステータスを認証する
イギリスまたはEUに所在するストアの税務登録ステータスを認証すると、表示される納税者番号と請求先住所は、Shopify管理画面の以下のロケーションに関連付けられます。
手順:
管理画面から、[アプリ] > [Collective] の順に移動します。
[設定] をクリックします。
[税務登録ステータス] セクションで、
- 「 未認証 」のバッジが表示されている場合は、以下のいずれかの操作を行います。
- 「 VAT登録番号 」がすでに入力されている場合:
- オプション:すでに入力されている詳細を編集する必要がある場合は、
アイコンをクリックして変更を加えます。
- オプション:[請求先住所] のリンクをクリックし、請求先住所が正しいことを確認します。
- [VAT登録番号と請求先住所が正しいことを認証します] チェックボックスが選択されていることを確認します。
- [認証] をクリックします。
- オプション:すでに入力されている詳細を編集する必要がある場合は、
- 「 VAT登録番号 」が入力されておらず、ストアの売上がVAT登録のしきい値を超えている場合:
- [続行] をクリックします。
- [税務登録ステータスを認証する] ダイアログで、[VAT登録番号を持っています] を選択します。
- VAT登録番号を入力します。
- [保存] をクリックします。
- オプション:[税務登録ステータス] セクションで、[請求先住所] のリンクをクリックし、請求先住所が正しいことを確認します。
- [VAT登録番号と請求先住所が正しいことを認証します] チェックボックスが選択されていることを確認します。
- [認証] をクリックします。
- 「 VAT登録番号 」が入力されておらず、ストアの売上がVAT登録のしきい値を下回っている場合:
- [続行] をクリックします。
- [税務登録ステータスを認証する] ダイアログで、[VATの登録または徴収は不要です] を選択します。
- [保存] をクリックします。
- オプション:[税務登録ステータス] セクションで、[請求先住所] のリンクをクリックし、請求先住所が正しいことを確認します。
- [税務登録ステータスと請求先住所が正しいことを認証します] チェックボックスが選択されていることを確認します。
- [認証] をクリックします。
- 税務登録ステータスが「 VATの登録または徴収は不要です」と表示され、この情報が正しい場合:
- オプション:[請求先住所] のリンクをクリックし、請求先住所が正しいことを確認します。
- [税務登録ステータスと請求先住所が正しいことを認証します] チェックボックスが選択されていることを確認します。
- [認証] をクリックします。
- 税務登録ステータスが「 VATの登録または徴収は不要です」と表示され、この情報が正しくない場合:
- [税務登録ステータス] フィールドで、
アイコンをクリックします。
- [税務登録ステータスを認証する] ダイアログで、[VAT登録番号を持っています] を選択します。
- VAT登録番号を入力します。
- [保存] をクリックします。
- オプション:[税務登録ステータス] セクションで、[請求先住所] のリンクをクリックし、請求先住所が正しいことを確認します。
- [VAT登録番号と請求先住所が正しいことを認証します] チェックボックスが選択されていることを確認します。
- [認証] をクリックします。
- [税務登録ステータス] フィールドで、
- 「 VAT登録番号 」がすでに入力されている場合:
- [資格なし] のバッジと[税を徴収するには、Shopify Taxまたは外部アプリを使用する必要があります] というメッセージが表示されたら、[続行] をクリックし、Shopify Tax、Basic Tax、または外部の税アプリのいずれかを使用するためにストアを設定する手順を実行します。
- 「 未認証 」のバッジが表示されている場合は、以下のいずれかの操作を行います。